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自分でできる!車のバッテリー交換方法について徹底解説

この記事では、プロの手を借りずに、手順を追いながら自分でバッテリーを交換する方法を分かりやすく解説します。

特殊な工具は必要なく、手順も難しくありません。作業工賃などのコストも抑えることができますので、是非ご参照ください。

まずはバッテリーが劣化しているかどうかの見極め方法、その後に交換方法について説明していきます。

車のバッテリー劣化ってどんな状態?交換要否を見極める方法

そもそも車のバッテリーが劣化している状態というのはどんな状態なのでしょうか。以下のような症状が見られる場合は、バッテリー劣化の兆候と判断できます。

1. 起動の遅さやエンジン音の変化

バッテリーの劣化は、エンジンの起動に直結します。劣化すると起動が遅くなり、エンジン音が「チッチッチッ」や「ヒューンヒューン」といったものに変わることがあります。

起動が遅くなるのが最も一般的ですが、異音や異常な振動に気づいた場合は、バッテリーの健康状態を疑うべきです。

またアイドリングストップ機能搭載車の場合、バッテリーの劣化が進行するとアイドリングストップをしなくなる場合があります。

2. 電気系統の不調

バッテリーは車の電気系統を駆動します。劣化すると、電気系統が不安定になり、ライトの明るさが落ちたり、電動ウィンドウやエアコンが正常に動作しなくなることがあります。そういった症状がでた場合には、バッテリーの劣化を疑いましょう。

3. パワーウインドウや電動スライドドアの動作異常

この場合はバッテリー劣化が起因しているとは一概に言えないのですが、どちらもバッテリーを電源としているため、開閉が遅くなったり、うまく動作しない場合はバッテリーが弱くなってきている可能性があります。

4. バッテリーからの液漏れや電極腐食、膨張の発生

バッテリーケースからの液漏れが見られる場合、バッテリーが劣化している兆候です。漏れた液体は有害なので、取り扱いには十分な注意が必要です。

他にも、バッテリー本体が膨張して見えたり、端子回りの腐食や粉吹きは寿命末期の兆候です。

5. 点検時の電圧低下

バッテリー劣化を見極める際に、数字で判断できるのが電圧チェックです。電圧計やテスターが必要となりますが、数字で判断できるのでより明確なチェック方法といえます。

エンジンを停止してからバッテリー電圧を測定するのですが、バッテリーが劣化している場合、エンジン停止時の電圧が12Vを下回ります。走行直後の場合は電圧が高めに出る場合があるので、エンジン停止後しばらくしてからチェックするのが良いでしょう。

これらのサインが現れた場合は、できるだけ早めにバッテリー交換を行うようにします。整備工場に依頼するのであれば、早めの連絡を。また自分で交換するのであれば、車両に合う新品バッテリーを購入しておきます。

交換バッテリーの選び方

車両バッテリーは、6桁の記号で示されます。以下の図をご覧ください。

まず、上2ケタの数字はバッテリーの総合性能ランクです。バッテリーの始動性能や容量を示しており、数値が大きいほど性能が良くなります。

その次のアルファベットは、JIS規格で決められた幅×高さの区分です。A〜Hまであり、Hに近いほど大きいサイズとなります。

その次の2ケタの数字は長さを表し、23の場合は230mmということです。

最後の桁は、RかLのアルファベットが記載されていますが、これはプラス端子・マイナス端子の位置です。プラス端子が左側のものは「L」タイプ、プラス端子が右側のもんは「R」タイプです。

上の図では、バッテリーサイズは「D23L」となっていますが、交換用のバッテリーを探す際は、これと同じバッテリーサイズとなっており、上2ケタの数字が70以上のものを選ぶ必要があります。

自分で行う!車のバッテリー交換方法徹底解説

そもそもバッテリー交換は整備工場で行うものと思っている人も多いのですが、初心者でも意外と簡単にできる作業です。

整備工場に頼むと、工賃として数千円かかります。そもそもバッテリー本体はネットで購入するほうが安い傾向があるので、ネットで購入して自分で交換できれば、最もコストを浮かせることができますね。

一方で、取り扱いを誤ると事故やケガの危険性があります。最も重篤なのは、誤った手順による引火爆発のトラブルです。正しい交換方法をしっかりと押さえたうえで、注意しながら交換作業をするようにしましょう。

ここから順を追って、バッテリーを交換する方法を分かりやすく解説します。

1. 用意するもの

まず初めに、新しいバッテリー、絶縁手袋またはゴム手袋、保護メガネ、スパナ、絶縁テープ、車両の取扱説明書にバッテリー交換手順が記載されている場合はそれも手元にあればなお安心です。これらのアイテムを揃え、作業に備えましょう。

2. 安全対策

服装面:万一の感電を防ぐために絶縁手袋を装着します。また、交換時に発生する金属粉や液体などから目を保護するための保護メガネを着用します。

バッテリーの取り扱い:バッテリー以外の金属(車体など)にあらかじめ触れて
「静電気」を逃がしてからバッテリーに触れます。ガソリンスタンドの静電気除去と同じ理屈です。また、バッテリーを乾いた布で拭かないでください。

もちろん、火気厳禁です。

3. 古いバッテリーに接続されている端子の取り外し

スパナを使用して、まず古いバッテリーの端子を取り外します。注意点として、先にマイナスを外すことで、ショートを防ぐことができます。

また、後で新しいバッテリーに端子を取り付ける際はプラスが先になります。

この順番は忘れがちですので、「交換手順はマイナス→プラス→プラス→マイナス」と覚えておくと良いでしょう。

4. バッテリーの固定部品を外す

端子をバッテリーから取り外したら、他の固定部品がないか確認します。もしバッテリーを車体に固定しているブラケットやホルダーがある場合、これらの部品を外します。

取り外した固定部品は、無くさないように分かりやすい場所に置いておきます。また、写真や動画で固定部品がどのように付けられていたか、後で確認できるようにしておくのもおすすめです。

固定が解除されたら、古いバッテリーを垂直に持ち上げて取り外します。垂直に、という点がポイントです。またバッテリーは重いため、しっかり持ち上げられる体勢で作業を行います。落下の危険性があるので、サンダル着用は避けましょう。

5. 新しいバッテリーの取り付け

新しいバッテリーを車体にセットします。ここでも垂直に設置するという点がポイントです。また端子の位置が、交換前と同じになるように注意します。そして、新しいバッテリーに端子を取り付けます。ここではプラスの端子が先です。

繰り返しますが、「交換手順はマイナス→プラス→プラス→マイナス」です。

固定部品も元の位置に取り付けます。緩みのないよう固定したのち、本体を揺らしてみてガタつきなどがないか確認します。

6. 終了作業

バッテリーの取り付けが完了したら、エンジンをかけて動作を確認します。エンジンがスムーズにかかり、電気系統が正常に動作することを確認しましょう。

7. 古いバッテリーの処分

古いバッテリーは廃棄物として適切に処分する必要があります。地元のリサイクルセンターや自動車部品店などで適切に廃棄・リサイクルするようにし、環境への貢献を心がけましょう。

以上が、車のバッテリー交換の基本的な手順です。

これに従って作業すれば、初心者でも安全かつスムーズにバッテリー交換ができます。

車のバッテリー交換を自分でする際の注意点

自分自身で作業する際に、特に注意したい点について改めてご紹介します。

・安全確保を侮らない

作業前に車を停止し、必ずエンジンを切ってから始めましょう。作業場所は平らで広いところで。できれば雨が降って無いときや、雨の当たらない所で作業します。Tシャツ・短パン・サンダルといった軽装は避けたほうが良いです。

・極性の確認

バッテリーにはプラス(+)とマイナス(-)の極性があります。取り外し前と取り付け時に、正確な極性位置を確認し、端子を混同しないように気をつけましょう。

・電子機器の初期化

バッテリー交換後、車の電子機器や時計、ナビゲーション等がリセットされる可能性があります。再設定の方法を確認しておき、必要に応じてメモリーバックアップを使うと良いでしょう。

当店おすすめのバッテリーの紹介

当店おすすめのバッテリーは「LAKEFIELD(レイクフィールド)プレミアムバッテリー」です。価格・品質・長期補償と三拍子揃ったRCAオリジナルバッテリーです。

購入いただいたお客様の声が一番のご参考になるかと思いますので、そのいくつかご紹介します。


「すぐ届くことが前提で安くて性能がいいものを探して比較したところ、こちらの商品を発見。注文翌日に届くか問合せし、すぐに回答を頂けたので、8/8の昼前に注文して8/9夕方に時間指定で着荷。ものは交換したばかりなので、さすがに気持ち良くセルが回る。」


「これまで55B 24Lを購入してきましたが、同じ大きさでもっと性能が高い物をお手頃価格で購入できて良かったです。」


「3年の保証も有り貴社の信頼度が高いと思いチャレンジしてみました。早速取り付け調子は良さそうで、取り外しのバッテリーも送料のみで引き取りがあり有り難く利用させてもらい助かりました。今後の耐久性が楽しみな現状です。」

各商品に保証もついております。詳細は以下のバナーをクリックいただき、各商品ページをご覧ください。 

 

まとめ

今回は、車のバッテリー交換手順をできるだけ嚙み砕いた形で解説しました。自分で選んだバッテリーを自分で取り付けると、カーライフがより一層楽しいものになりますよ。

また、おすすめバッテリーについても紹介いたしましたが、もし適合品番などでご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください(フォームからのお問合せはこちら)。

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