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車のバッテリー電圧を自分でチェックしてみよう。

JAFの出動理由の上位に君臨し続けているのが「車のバッテリートラブル」。バッテリーの電力供給能力が低下すると、そもそもエンジンを始動することすらできなくなります。

急なバッテリートラブルで立ち往生しないために重要になるのが、定期的なバッテリー電圧チェックです。 この記事では、車のバッテリー電圧を自分で簡単にチェックする方法と、チェック結果の読み方について解説します。

決して難しくはないので、突発的なバッテリートラブルに見舞われないためにも、是非最後までお読みください。

バッテリートラブルが起こるとどうなるの?

バッテリーの一番の役割は、スターターに電力を供給してエンジンを始動することです。そのため、バッテリーにトラブルが発生すると車を動かすことができなくなります。

エンジン始動して回転している間は、オルタネーターが発電して電装品へ電力を供給しつつ、バッテリーも充電されます。そのため、バッテリーは次回エンジンを始動する際の電力も蓄えることができます。

しかしながら、バッテリーがヘタっていると、蓄えた電力がすぐに放電してしまい、始動させようとした時に電力が足りず「あれ?エンジンがかからない・・・」となるのです。エンジンがかからない原因は、ほとんどの場合バッテリートラブルです。

他にも、バッテリーは車の電子機器を作動させたり、ECU(自動車のさまざまな機能を電子制御する装置)や電装品に待機電流を供給したりする役割があります。バッテリーにトラブルがあると、これらが正常に動作しなくなる可能性もあります。 

バッテリーの構造と寿命の目安

バッテリーの内部は6つのセルに仕切られています。約2.1ボルトの電圧をもつセルが6つ直列につながっており、約12.6ボルトの電圧を発生させる仕組みです。

バッテリー内部の構造としては、電極が各セル内に収められており、全体が電解液(バッテリー液)に浸されています。高校の化学の授業で習った人もいるかもしれませんが、電極には二酸化鉛と鉛、電解液には希硫酸が使われ、その化学反応によって充電と放電の両方を行うことが出来る「鉛蓄電池」という構造です。

充放電を繰り返すことや長期間放置することで劣化していきますので、寿命に達したバッテリーは早めの交換が必要です。バッテリーの交換時期は目安でおおよそ3~4年程度と言われています。

3~4年程度というのはあくまで目安なので、実際はそれよりも長かったり、使い方や個体差によっては短くなる場合もあります。

「最近 なんだかエンジンのかかりが悪いな、セルの回りが弱いな?」という症状が出たらバッテリー交換するという人もいますが、充電制御車の場合(車検証に記載されている車輌型式が「CBA」または「DBA」から始まるもの)は注意が必要です。

最近の車はほぼ全てが充電制御車ですが、突然バッテリーが死んでエンジンがかからなくなるような傾向があります。そのため、3~4年という目安は頭に入れておきつつも、日常点検によってバッテリーの状態をチェックしておくのがベストです。

劣化の原因には、極板の腐食や破損といった物理的要因や、サルフェーションという現象があります。サルフェーションとは、極板の表面に硫酸塩の結晶が堆積することです。この結晶は電気を通しませんので、化学反応が阻害されてしまい、極板の有効面積が減少し、充放電能力が低下してしまいます。

自分でバッテリーの点検と寿命をチェックする方法

まずバッテリー電圧の測定値としては、エンジンが動いていない通常時で12.5Vから12.8V、エンジン稼働時は13.5Vから14.5Vとされています。車のエンジンを始動する時が最も電力が必要になりますが、通常時の電圧が12.5V以下になるとエンジンのかかりが悪いなどのサインが見られるようになります。

他にもエンジンの回転次第でライトの明るさが変わったり、電動スライドやパワーウィンドウの動作が悪くなったりという症状が見られることがあります。このような症状が出たら、バッテリー交換を検討するようにしましょう。

バッテリーの電圧チェックは、少なくとも年に1回は行うことをおすすめします。特に寒冷地に住んでいる場合や、車を長期間使用していない場合は、より頻繁にチェックすることが望ましいです。

デジタルテスターを使った方法

通常時の電圧を測るにはまず車両のイグニッションがオフであることを確認します。

ガソリン車のバッテリーは直流ですので、デジタルテスターを直流電圧に合わせます。 続いて、赤いプローブをバッテリーのプラス端子に、黒いプローブをマイナス端子に接続します。

例えば、測定値が12.65Vであれば、前述の12.5Vから12.8Vのあいだに収まるので、問題ありません。また、電圧が12.5V未満になった場合はバッテリーの寿命と考えましょう。

12.6Vを超えるような高い値が出た場合、走行直後(充電直後)のため、高めの数値が出ているというケースが多いです。もし数値が高く出てしまった場合には、エンジン停止後にライトなども切ってしばらく待ち、再度計測して数値を確認すると良いでしょう。

次に、エンジン稼働時の電圧も測ってみましょう。13.5Vから14.5Vの間に収まればOKです。

ただし、値をクリアしていても、充電制御車の場合はバッテリー内部で劣化が進んでいる場合があります。このような場合でもバッテリーの健康状態をチェックすることができるのが「バッテリーチェッカー」です。

バッテリーチェッカーを使った方法

最近は車載バッテリー性能を測る指標として、CCA:Cold Cranking Ampereが良くみられるようになりました。CCAは、バッテリーが寒い環境下でエンジンをかけるためにどれだけの電流をかけることができるかを数値で表したものです。

充放電の繰り返しや時間の経過によって、もちろんCCA実測値も低下していきます。これを測定できるのが「CCAテスター」と呼ばれるバッテリーテスターです。ほとんどの整備工場に常備されていますが、最近は一般の人でも日常点検のために持っているケースが増えています。

測定はいたって簡単です。+と-のクリップをバッテリー端子に接続後、テスター本体の操作で測定を開始します。チェッカーの機種によって操作は異なりますので、それぞれの機種のマニュアルをご覧ください。

Amazon等で数千円ほどで売られている激安チェッカーもありますが、正確な値を見るのであれば、きちんとしたメーカーのものを選ぶことをおすすめします。

バッテリー交換が必要になったら

バッテリーの寿命が来たら、迷わずなるべく早く交換しましょう。とはいえ、今の時代バッテリーも様々なメーカーや場所で販売されています。特にインターネットであれば安く手に入れることができることが多いです。

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