ヴェルファイアのワイパーゴムサイズと交換方法!適合表も

運転中の視界確保は安全なドライブの基本。特に視界が悪くなる雨天・降雪時はワイパーの役割が特に重要になります。
ワイパーは、ワイパーアーム・ワイパーゴム・ワイパーブレードの三つから構成されますが、フロントガラス上の水分をホウキのように払うことで運転中の視界を確保します。
本記事ではトヨタの人気車種「ヴェルファイア」のワイパーゴムに焦点を当て、交換のタイミングや交換方法、おすすめ商品など、知っておくべき情報をまとめました。
また記事中で年式ごとの適合表についてもご紹介しています。雨や雪をきれいに拭き取り、運転時の視界を確保して、安心・安全・快適なドライブを楽しむためには、正しいサイズを選択して交換・取付する必要がありますので、是非ご参照ください。
ワイパーゴムはなぜ必要?交換の目安は?
車のワイパーゴムは、雨や雪などの悪天候時にフロントガラスを清潔に保ち、運転者の視界を確保する重要な部品です。定期的な交換が必要で、劣化するとワイパーの性能が低下し、安全な運転に影響します。
雨天時や積雪時など、フロントガラスの視界が悪化しがちな場面において、ワイパーゴムがしっかりと機能することは、運転中の安全性と快適性に直結します。
ワイパーゴムはただでさえ直射日光などで劣化しやすいパーツです。一般的に交換の目安は、一般的に年1回から年2回(6ヶ月から12ヶ月ごとに一度)が推奨されています。
ただし、交換時期は以下の要因によって変わる可能性があります。
①使用頻度や汚れ: 頻繁にワイパーを使用する場合、摩耗によってゴムの劣化が早くなる可能性があります。
特に、悪天候で走行する頻度が高い車両、フロントガラスが汚れやすい環境で多く走行する車両(火山灰が良く降る地域など)、強い直射日光が当たる時間が長い車両の場合、より頻繁な点検と交換が必要になる場合があります。
②気温の変化: 寒暖差が大きい環境下にさらされる車両の場合も、ワイパーゴムが劣化しやすくなります。例えば、フロントガラスがよく凍結したりする地域の場合、外気温と車内温度の寒暖差が大きくなりますので、劣化しやすくなったり、場合によってはゴムが変形してクセがついたりする場合もあります。
③ゴムの損傷: ワイパーゴムにひび割れ・硬化・亀裂・変形などの損傷がある場合は、劣化が早まります。ワイパーが本来の機能を発揮できないので、交換をお勧めします。視界が悪くなったり、ワイパーがムラを起こしたり、後述のビビリ音の原因になったりもします。
④異常な音や動き: 先に述べたようなビビリ音やキュッキュ鳴き音のような不快な異音が出たり、ガタついた動作やガラスの上でスジができる場合は、ワイパーゴムが劣化もしくは劣化しやすい状態である可能性があります。
上記のいずれも、フロントガラスの視界を悪くする要因となり、運転中の安全性を損ないます。ひどい場合は、フロントガラスを傷つけてしまっていわゆるワイパー傷となり、乱反射となって視界を大きく損なう恐れもあります。そのため、ワイパーゴムの状態を定期的に確認し、ゴムが劣化している場合はすぐに交換しましょう。
また、劣化が無くても症状が見られる場合は、ゴムの取り付けに起因する場合があります。そこで、ここからワイパーゴムの取り外し・取り付け方法について解説していきます。ものすごく簡単な作業なので、安全確保はもちろんコスト削減の意味でも習得しておいて損はありません。
ワイパーゴムの取り外し・取り付け方法
ワイパーゴムの取り外しと取り付けは、以下のステップに従って行います。
取り外しの手順
①ワイパーアームを持ち上げる: ワイパーゴムを取り外す前に、ワイパーアームをワイパーの垂直位置に持ち上げます。
②ワイパーブレードの取り外し: ワイパーブレードのベースにあるロックまたはリリースボタンを見つけ、それを押しながらワイパーブレードをワイパーアームから外します。ワイパーアームはタオルなどで包んでおき、万一アームが倒れてもガラス面を傷つけることのないようにしておくと安心です。
③古いワイパーゴムの取り外し: ワイパーブレードから古いワイパーゴムを取り外します。ワイパーゴムの端をクイクイと動かすとするっと引き抜くことができます。ゴムには付属の金具がついているのですが、そのまま取り付けにも使いますので、失くしたり破損することのないよう気をつけてください。
取り付けの手順
①新しいワイパーゴムの取り付け: 新しいワイパーゴムを金具に取り付け、外したワイパーブレードに正確に取り付けます。クリップがあれば、しっかりとはまるまで押し込みます。
②ワイパーアームへの取り付け: ワイパーブレードをワイパーアームに戻し、ロックまたはリリースボタンで確実に固定します。適切に取り付けられていることを確認するために、ワイパーブレードを手で動かしてみます。
③ワイパーアームを降ろす: 取り付けが完了したら、ワイパーアームを元の位置に降ろします。これでワイパーゴムの取り外しと取り付けが完了しました。
④試運転: ガラス面を汚れがない綺麗な状態にしておき、ワイパーの試運転を3分間行います。動作をチェックして、変なガタつきや拭きムラ、異音などの異常がないか、確認しましょう。
ヴェルファイアのワイパーゴムサイズは?
ヴェルファイアのワイパーゴムサイズは、年式により異なります。サイズ間違いがないよう気をつけてください。まずは車検証などで交換作業を行う車両の「型式」を確認し、こちらの適合表(2ページ目)を確認のうえ、適合するゴムサイズをチェックしましょう。
例えば、ヴェルファイア型式30系 AGH3W GGH3W AYH3Wの場合、運転席側のゴムサイズは75cm(デザインワイパーの場合70cm)・助手席側は35cmとなります。※サイズ欄【―】は、適用品番がありません。
各型式のヴェルファイアに適合するおすすめワイパー
ヴェルファイアの快適なドライブを追求するなら、高品質なワイパーゴムが必須です。紹介するのは、いずれも高品質天然ゴムを採用したFESCO(フェスコ)ワイパーブレード。払拭性能にこだわっており、かつ豊富なバリエーションで各種型式を幅広くカバーしています。
寒暖差にも強く、あらゆるシチュエーションでも優れたパフォーマンスを発揮。豪雨でも安心のクリアな視界を提供します。
ここから、型式ごとにオススメ商品を紹介しますので、ぜひ最適な商品を見つけてください。
トヨタ ヴェルファイア R5.6~(2023.6~)
※商品の写真をクリックすると、詳細をご覧いただけます。
年式 | R5.6~(2023.6~) |
型式 | AAHH40W、AAHH45W、TAHA40W、TAHA45W |
ワイパーサイズ |
運転席側750mm助手席側350mm |
対応するエアロフラットワイパー | ![]() |
対応する雪用(スノー)ワイパー |
![]() ※運転席側のサイズが純正より短い700mm |
対応するデザインタイプワイパー |
トヨタ ヴェルファイア H30.1~R5.5(2018.1~2023.5)
※商品の写真をクリックすると、詳細をご覧いただけます。
年式 | H30.1~R5.5(2018.1~2023.5) |
型式 | AGH30W・AGH35W・AYH30W・GGH30W・GGH35W |
ワイパーサイズ |
運転席側750mm助手席側350mm |
対応するエアロフラットワイパー | ![]() |
対応する雪用(スノー)ワイパー | |
対応するデザインタイプワイパー |
トヨタ ヴェルファイア H27.1~H29.12(2015.1~2017.12)
※商品の写真をクリックすると、詳細をご覧いただけます。
こちらの年式の車輌はワイパーアームが特殊形状のため、取付には特殊アダプタが必要となります。但し、ディーラーによってこの年式の車も、Uアームに交換しているケースもありますので、事前にご確認ください。
年式 | H27.1~H29.12(2015.1~2017.12) |
型式 | AGH30W・AGH35W・AYH30W・GGH30W・GGH35W |
ワイパーサイズ |
運転席側750mm助手席側350mm |
対応するエアロフラットワイパー | ![]() |
同梱されている特殊アダプタについて:FG-Hアダプタにつけかえて装着します。手順はこちらの動画を参照ください。
トヨタ ヴェルファイア H20.5~H26.12(2008.5~2014.12)
※商品の写真をクリックすると、詳細をご覧いただけます。
年式 | H20.5~H26.12(2008.5~2014.12) |
型式 | ANH20W・ANH25W・ATH20W・GGH20W・GGH25W |
ワイパーサイズ |
運転席側750mm助手席側350mm |
対応するエアロフラットワイパー | ![]() |
対応する雪用(スノー)ワイパー |
※運転席側のサイズが純正より短い700mm |
対応するデザインタイプワイパー |
![]() |
まとめ
今回は、ヴェルファイアのワイパーゴムに焦点を当て、運転中の視界確保の基本として、交換のタイミングや選び方・交換時期・交換方法などを詳細に解説しました。
ワイパーゴムは悪天候時に視界を確保し、安全な運転をサポートする重要な部品です。高品質なワイパーやワイパーゴムを使用し、適切に管理して、快適で安全なドライブを楽しんでください。
当店RCAでは、上記以外でもヴェルファイアに適合する高品質ワイパーを多数取り揃えております。適合する商品が分からない場合やご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください。